1970年敬请关注!

简介:-1-   野崎桐子は芸者の母・こうとの二人暮らし。彼女はこうと井藤謙介という男の間にできた子だった。こうは桐子が自分の後を継いで芸者になってくれることを望むが、彼女にその気はなく、母に内緒で小村良吉の元で足袋作りを習っていた。その良吉が突然亡くなり、彼の妹・いねから、桐子の本当の父は良吉であることを教えられる…。   -2-   桐子は「福の屋」の娘。母・こうが浮気した時の子供なのに、井藤謙介は自分の娘だと信じている。桐子には今井利夫との結婚話があった。だがそれは、井藤の娘としての話だからと半ばあきらめている。ある日桐子は、お披露目を控えた市子から“こうの養女になるかもしれない”と聞かされる。   -3-   桐子はブラジルへ行っている婚約者の今井利夫を待ち続けていた。そして利夫が帰って来ると、すぐに式を挙げることになった。桐子の母・こうは一人になってしまうので、やきもちを焼き意地を張ってしまう。   -4-   桐子と今井利夫が結婚する日がやって来た。こうは桐子の前では強がるのだが、本当は悲しくてしかたがない。そんなこうの気持ちを察した利夫は、これからは桐子と二人で親孝行をしようと誓った。だが結婚十日目にして利夫は交通事故で他界してしまう…。   -5-   桐子はここ2年のうちに不幸が続いた。そこへ母・こうと井藤謙介との縁談話が持ち上がり、桐子は賛成するがこうは迷っている。市子はこうが芸者をやめると、松田家のお内儀から聞きショックを受けたが、桐子がそのまま家を継ぐと聞き、二人で頑張る約束をした。こうの結婚式の夜、いねが別れを言いに来る。   -6-   嫁入りしたこうだが、なにかと家に帰ってきてしまう。桐子は我慢できなくなり、ひどいことを言って追い返してしまった。そのあと桐子は少し後悔する。ある日、家元の会で連獅子を踊るはずだったふみよが倒れてしまい、桐子は仕方なくこうに頼んだ。こうは簡単に引き受けてくれ、市子と踊ることになった。だがその市子が疲労で倒れ入院してしまう。   -7-   こうも謙介も桐子たちに一緒に住むように勧めるが、桐子にはその気はなかった。利夫の母・泰子はいつまでも独りでいる桐子に“利夫のことは忘れて早く再婚して”と言う。   -8-   “先代家元の十三回忌の舞踏会に、こうに踊ってほしい”と言われ、謙介は快く承知する。家を売り、桐子と市子は世田谷に行く決心を固めた。これから皆で幸せになろうというときに、謙介が突然倒れて急死してしまう。こうは桐子が謙介の子でないことを打ち明け、世田谷の家を出る。…

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